「すぐやる人」の読書術
基本情報
タイトル:「すぐやる人」の読書術
著者:塚本 亮
出版社:明日香出版社
初版発行日:2019年1月23日
総ページ数:225頁
概要
「すぐやる」シリーズの塚本亮さんの最新作。本を読むだけで満足せず、アウトプット(行動・シェア・あつめる)することで読書を「投資」に変え、常に自分をバージョンアップさせるための書。
オススメ度
★★★★★
こんな人にオススメ!
- 本は読んでいるが、イマイチ身になっているか分からない
- 本を読んで「学ぶ」だけで満足している
- 本を読んで行動に活かしたいと思っているが、どうしたらいいか分からない
- そもそも本を読む習慣がなく、なかなか読めない
印象に残ったフレーズ
- たくさんの本を買って読むのは、目標に向かって小さな行動をするため
- すぐやる人は読書で常に自分をアップデートします
- 私は読書により、自分の価値観を変えることができたのです。価値観が変われば行動が変わります。行動が変われば状況が変わります。
- 本から学んだことをアウトプットすることで初めて、その読書は「投資」になる
- 自分だったらどうするかを考えながら、本にどんどん書き込んでいくことで、本の内容が他人事ではなくジブンゴトに変化します
- 「本を読み切らなきゃいけない」という意識を捨てること
- 自己満足で完結させるための読書ではなく、成果を生み出す読書をしましょう。そのために、自分を突き動かすような「1フレーズ」と出会った瞬間に動き出す。
- 読書をする目的を明確にすることで、読書をして大量に情報を浴びながらも、そのなかから自分に必要な情報を引っ張り出しやすくなる
- 「自分には合わないな」と思ったら、たとえ読みはじめていても途中でやめましょう
- 読書をしながら自分が感じた感情の変化が起こった瞬間にアウトプットする
- 買った本は早く読む必要はありますが、何も速く読む必要はありませんし、むしろ遅読のほうが必要性が高いかもしれません。しっかりと理解したいところや、自分にとって重要度の高いところはじっくり読んだほうがいい
- 月に何冊読むかの量を人と競うことに意味はないのです。インプットするだけでは、ただの自己満足にすぎません。
- アウトプットの基本は「動く」「シェアする」「あつめる」の3つ
- 「すぐやる人」はマネをすることをいとわず、素直にマネをしながら技術や知識を習得していきます
- まずやってみたら、必ず振り返りをすることです。うまくいかなかったときは、なぜそうなってしまったのかを考えるとてもいいきっかけ
- インスタグラムでアウトプットすることのよさは、ハッシュタグをたどれば同じ本を読んでいる人を簡単に見つけることができる
- せっかく読んだ本の内容を自分のものにするベストな方法はないかといろいろ試しましたが、自分宛にメールをするのが一番しっくりきました
- 引用をスムーズにするために、読書で出会った情報を集める習慣を持っておくと効果的
- 習慣化のコツもやはり、意志力×環境×感情の公式を抑えること
- 記録することで、読書が思いのほか自分の人生にとって、プラスの効果をもたらしていることに気づくでしょう
- たくさん読んでも行動が変わらなかったら意味はないのです。何冊読んだかは正直関係ないことですし、それよりも本を読んで何をしたかのほうが大事なのです。
感想
読書ブログの一冊目ですが、思ったよりたくさんマーカーラインを引いてしまいました。
自分は1年半くらい前まで全くと言っていいほど本を読みませんでしたが、本好きの仲間と知り合い、自分も「年間50冊以上本を読む!」と宣言したおかげで、本を読むことが習慣化しました。本文の習慣化の公式にある、「意志力×環境×感情」のうち「環境」は特に大きいと感じますね。それから、記録をしていったことも、読書を続けることができた秘訣ではないかと思います。
ただ、先日「年間1,000冊本を読みます」という人のセミナーを聞く機会があったのですが、まったく面白くなく、数多くの本を読めばいいだけではないということを悟りました。この本に出会い、「行動に移さねば!」ということで、このブログも書き始めました。
長続きすることを願って・・・。